恋人紹介に気をつけよう
恋人紹介悪徳業者の手口は「デート商法」と呼ばれています。異性に対する憧れや恋愛、また人の好意につけこんで高額な宝石やエステなどの購入、契約をさせる悪徳商法です。テレビや新聞などニュースでかなり報道されていますが、悪徳業者はあの手この手を使って商売をします。また、自分は大丈夫と思っているからでしょうか、被害者も後をたちません。
人の恋愛感情や好意につけこむ商法ですから、担当者はターゲットが男性なら女性、ターゲットが女性なら男性となります。そしてその担当者、また販売員はかっこいい男性、カワイイ、またはきれいな女性であることが多いようです。
ある男性は仲良くなった後、結婚して子どもが生まれたら、子どもに絵画の話しをいっぱいしてあげようと言われて絵を購入してしまいました。また結ときためにこんなきれいなパールをつけていたら親にもまわりにも恥ずかしくないからとお願いされてパールを買ってしまいました。またある女性は、きれいになってほしいからと何十万円もするエステを契約させられ、その後解約しようと思ったけれども相手の男性とは連絡がつかなくなったという話しもあります。
恋人紹介悪徳業者にだまされやすい人
それでは、どのような人が恋人紹介悪徳業者にだまされやすい人なのでしょうか？
この商法は若い人たちが特に被害に会います。また男性も女性も同じように被害に会います。特に２０歳前後の若者たちは就職や大学・専門学校入学などで実家から離れ、ひとり暮らしの寂しさも感じます。また年齢的にも異性とお付き合いがしたいと思う時期でもあります。最近つらい出来事に会った人は特にこころにゆとりがありませんから、このような時期、年齢層は特に被害に会いやすいのです。
こんな人がだまされやすい人です。
①悪徳商法に関する知識は不足している人
②優柔不断な人
③自分に自信がありすぎる人（自分の判断がすべて正しいと信じている。）
④社会経験のあまりない人
⑤努力を怠る人
あなたに当てはまるものはありますか？気をつけてくださいね。
恋人紹介悪徳業者にだまされないために
それでは、だまされないためにどうしたらいいでしょうか？
だまされやすい人のポイントを見て、しっかり学ぶ必要があります。
①悪徳商法などに関する知識を蓄える・・・どんなことでも知識があることは強みです。テレビや新聞、ニュースなどでひっきりなしに悪徳商法の事件は報道されています。自分とは無関係と無視しないで、自分もいつだまされるか分からないと知識をためておきましょう。それはまた自分自身のためだけではなく、まわりの人たち、お友だちが被害に会わないための助けにもなるでしょう。
②決断力をつけましょう。「はい」は「はい」、「いいえ」は「いいえ」をはっきり言える人になりましょう。はじめから大きな決断なんてだれもできませんから、小さな決断を自分でしかりしていくようにしましょう。その積み重ねが大きな決断を迫られたときに効果を発揮します。
③人のアドバイスを受け入れる謙遜さを身につけよう。人はだれもパーフェクトではありません。どこかしら不足しているものです。ですから、自分の判断がすべて正しいなんて傲慢な思いは捨て去り、家族、友だち、信頼できる上司や先輩の意見を聞くようにしましょう。
④社会経験を積みましょう。いろいろなことにトライしましょう。たくさんの人たちと出会いましょう。その中で人は社会性を身につけ成長していきます。
⑤努力しましょう。何事にも努力しましょう。何でも簡単に手に入れようなどと思ってはいけません。恋人、彼氏や彼女だって簡単に手に入れたいなんて思うものではありません。しっかり努力し、自分を磨くならばきっとステキな人にめぐり合えるでしょう。