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UVって何?

「UVケア」、「UV対策」、「UVカット」・・・UVが付くことばをよく聞きます。しかし、「UV」とは何ですか?と言われたら、即座に答えられる人はどれぐらいいるでしょうか?また、「UV」と関連して使われることばが「日焼け」とか「日焼け止め」です。では、「UV」って何なのでしょうか?

「UV」とは「紫外線」のことです。紫外線を英語で書くと、「Ultra Violet Rays」ですが、その頭文字をとって「UV」と記します。ultraとは「超、極端な」と言う意味で、violetは紫、raysは光線ですから、「超紫光線」が直訳です。

「超」または「外」ということは、可視光線である赤、オレンジ、黄、緑、青、藍、紫の紫よりもさらに超え紫、その紫の外側の紫ということです。紫外線は可視光線よりももっと波長が短く目に見えません。

また、紫外線、UVには種類があって波長によってUV−A(長波長紫外線)、UV−B(中波長紫外線)、UV−C(短波長紫外線)です。

これら3種類のUV・紫外線ですが、UV-Aは波長が長いために皮膚の真皮内まで届き肌の老化を促し(光老化)ます。UV−Bは皮膚に炎症を起こします。UV−Cはオゾン層で吸収されたりするために通常は地表まで到達しません。ですからUV−AとUV−Bが日焼けを起こす原因なのです。

それでは、日焼け止め、日焼け予防はどうすればよいのでしょうか?

UV紫外線による日焼けはどうしてだめなのか?

UV・紫外線によって日焼けが起こることは周知のことですが、紫外線の量に多い時期と少ない時期があります。

UV・紫外線が最も多い時期はいつでしょうか?

日本では、夏至のある6月が最もUV・紫外線の多い時期のはずですが、幸い日本ではこの頃梅雨に当たるので、紫外線量が最も多い時期とはならず、空気が澄んで晴れ間の多い5月、または晴れた日の多い8月がUV・紫外線量の最も多い時期なのです。晴れた日の6、7月というのは冬のUV・紫外線量の4倍以上になると言われています。

UV・紫外線は殺菌作用があることが知られていますが、上記のようにUV・紫外線は皮膚の内側と外側に影響を及ぼし、害をもたらすために最近では完全に悪者とされています。

UV・紫外線は肌の細胞を老化させてシミやそばかすの原因となります。また特にUV−Bはメラノサイトを刺激し、大量のメラニンを生成します。これが皮膚を黒くする原因で、さらにはしわやたるみにもなります。

日焼けは同時に、やけどでもあります。熱傷に分類されて、それは熱傷深度T〜U度です。肌の部分によっては痛みやかゆみ、浮腫み、赤くなったり、剥離したり、発疹をともなったりします。

その他、全身の症状として吐き気や発熱ももたらします。

しかし、何といっても一番恐ろしいのは皮膚がんのリスク・危険性です。UV・紫外線は細胞レベルでDNAに損傷を起こします。それが皮膚がんの危険性を増すわけです。

UV・紫外線対策・日焼け止めをしよう

以上のようにUV・紫外線には要注意です。

オーストラリアは紫外線対策先進国と言われています。

それは、オーストラリアは南極に近く、その南極ではオゾン層が破壊され、オゾンホールが拡大し続けているからです。オゾンホールは2000年では、日本の面積の100倍以上になったと言われています。その影響で、オーストラリアでは皮膚がんの発生率が3人に2人となるというような予測までなされています。

それでは、どのような対策をとればよいのでしょうか?

オーストラリアのガン防止協会は1980年代から皮膚がんの予防キャンペーンをはっています。そのキャンペーンのスローガンとしてあげられているのが、スリップ・スロップ・スラップ・ラップです。

@スリップとは、長袖の上着を着ることです。

Aスロップとは、UVカットローションを塗ること、服でカバーできないからだの部分はローションで防ぎましょうということです。

Bスラップとは、帽子をかぶること。耳や首にも皮膚がんが増えてきています。

Cラップとは、サングラスをかけること、サングラスで目に入る紫外線をカットします。

以上、UV・紫外線は大変リスクが大きいです。自己防衛するしか方法がありませんので、外出するときはUV予防をこころがけてでかけるようにしましょう。

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