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レーシック:その危険性

レーシック(Lasik)とは、メガネやコンタクトレンズをかけている、視力の弱い人たちメガネやコンタクトレンズなしに暮らせるようにする視力回復のためのエキシマレーザーを使用する手術です。そして、レーシック(Lasik)とはLaser-Assisted In Situ Keratomileusisの略です。

レーシックは危険性があると思われています。それはエキシマレーザーという機器を使って目の角膜を削るからです。レーシックは角膜のゆがみを直し、メガネやコンタクトレンズなしでも、すなわち裸眼でも見える視力に回復させるというものです。

しかし、レーシックによって失明したという報告はなく、逆に他の視力矯正手術に比べて痛みもなく、効果も絶大だということで、アメリカをはじめ世界各国で一般的になってきています。

レーシックの危険性と言われるとき、それは合併症が皆無というわけではないということです。ある人は一過性ですが、目に異物感があったり、ドライアイになったりします。またごくたまに視力が元の数値に戻ってしまうという医師の専門的処置が必要なケースがあります。

レーシック:その安全性

レーシックはアメリカやヨーロッパを中心にして世界中で一般化しつつありますが、アメリカでは年間200万人以上の人たちが、そして日本でも2万人以上の人たちが手術をしています。

レーシックに使われるエキシマレーザーによる視力の矯正手術はアメリカで1995年10月に日本の厚生省にあたるFDAの認可を受けました。

日本では、アメリカよりずいぶん遅れましたが、2000年1月に厚生省がレーシック手術に認可を出しました。

アメリカに遅れること5年ですので実績としてはかなり差がついていますが、レーシック手術の技術や機器においては同じ水準であると言われています。

レーシックに使用されるこのエキシマレーザーはコンピュータによって制御される治療機器ですから、大変正確であり、安全に作られています。

特にアメリカは訴訟王国と言われるほど何でも訴訟を起こしますが、そのアメリカでさえ、レーシックに関する訴訟やトラブルはほとんどありません。初期のころにあった問題も今はほとんど解決、改善されています。

レーシックの危険性の箇所でも述べたように、痛みもほとんどなく、手術の翌日には視力が回復しているため、毎日の生活に支障をきたすこともありません。

レーシック:手術の流れ

レーシックはいくつかの検査とインフォームドコンセントを受けて、その上で行う手術です。ですから、しっかりとレーシック手術の流れを把握しておきましょう。

@事前の検査:すべての人がレーシック手術を受けることができるというのではありません。ですから、しっかりと検査を行う必要があります。それは手術前の視力や目の状態はもちろん、全身の健康状態も検査します。

Aコンタクトレンズ使用をやめる:コンタクトレンズを使用している人は、レーシック手術を前にしてコンタクトレンズの着用を中止しなければなりません。それは角膜のゆがみが検査の結果に誤差をもたらす可能性があるからです。着用中止の期間はハードレンズの場合3週間以上、ソフトレンズの場合は2週間以上です。

Bインフォームドコンセント:検査結果をもとに医師は患者に事前説明を行います。レーシックの良い点だけではなく、悪い点、デメリットも説明されます。事前説明の内容は、手術んもこと、術後の視力、合併症の可能性などです。このときに自分自身でレーシック手術hが必要なのかを判断しなおします。

C手術:点眼の局部麻酔がなされます。→角膜に特殊インクでしるしがほどこされます(これは、フラップを元に戻すときにあたっての位置を正確にするためです)。→マイクロケラトームという機械を角膜にあてて、フラップを作ります。→フラップをめくります。→レーザーを当てます。→しるしに合わせてフラップをもとの位置に戻します。そして自然接着させます。

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