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銀行・不動産会社提携ローン

銀行の住宅ローンに関するすべての情報がインターネット上の銀行ホームページに掲載されているわけではありません。どんなにインターネットを探しても見つからない情報、「裏」情報は不動産会社にあったりします。

それは、銀行と不動産会社が提携して、提携ローンという形を組んでいて、一般に情報を公開しているのではなく、不動産会社を通して情報を提供しているのです。

ですから、何が起こるかというと、同じ人が同じ銀行の住宅ローンを見積もった場合に、金利の違いが発生するということが起こります。

そしてこの提携ローンは集客力のある大手不動産会社ほど優遇されます。提携ローンというのは両者にとってたいへん得のするとても都合の良いシステムです。

提携ローンでは先に物件審査が済んでいるので、審査に要する時間はたいへん短く、その後の手続きもたいへん楽であるという利点があります。その上、先ほども述べましたように金利が優遇される場合や、購入しようとする物件価額の90%程度まで融資可能というケースも珍しくありません。

銀行との提携ローンのメリットとデメリット

一般的に住宅ローンの手続きをする際には、「事前調査」、「本調査」、「金銭消費賃貸契約」、そして「融資の実行」という流れで進んでいきます。そして代金の受け渡しが不動産会社との間で滞りなく行われると家の鍵が渡されます。

普通住宅ローンの審査は「購入する物件」と「借入人本人」に関する2点です。もし、返済が滞った場合に物件で現金を回収できるのかという部分が審査の対象となりますが、銀行と不動産会社との提携ローンの場合は購入物件の審査が免除され、借入者のみの審査が行われます。

また、提携ローンを用いた場合のみの特別サービス、特典なども用意している場合もあります。また、提携ローンしか使えないと限定している場合もあるので事前のチェックが必要です。

提携ローンと言っても一種類のローンとは限らず、提携ローンというくくりの中に、いくつかの種類のローンがあります。また、一社だけと提携しているというのではなく、複数の金融機関と提携している場合もあり、金利のタイプや金利を考え、検討した後で選択しましょう。

では、提携ローンのデメリットはなんでしょうか?提携ローンのデメリットはメリットのようにはっきりあらわれるものではありません。提携ローン以外でも好条件の融資ならば、提携ローンの方がお金の部分で損をするということも起こりえます。また、ローンの提携銀行などが自分の馴染みではない場合は口座開設、お給料の度ごとの資金の移動、毎回の資金移動が面倒な場合は、給料振込み口座の変更手続きと面倒な手続きが発生することがあります。

銀行との提携ローンは借りなければならないのか?

提携ローンは必ずしも借りなければならないというものではありません。金利が低いからということだけで決めることは避けたいものです。住宅ローンの諸条件を考慮し、いろいろな住宅ローンを調べた上で結論を出すほうがよいでしょう。

そのために提携ローンを借りなかった場合のデメリットを考えてみたいと思います。

住宅ローンは複雑だと考えておられる方がほとんどだと思います。それは住宅ローンの種類のことや手続きの多さ、複雑さに関係していると思われます。提携ローンにすると、その手続きのすべてを自分でしなければならないというデメリットがあります。

売買契約や物件の引渡しはローンの契約や融資が実行されることと深く結びついています。ですから、ローンの手続きのひとつでも遅くなったり、滞ったりすると予定に狂いが出てきた入りしますし、万が一融資が行われないということになると、物件購入者にとっても不動産会社にとっても不利益となります。ですから、不動産会社は提携ローンを勧めるのです。

銀行や金融機関と提携している不動産会社や販売会社が手続きを代行することによって購入者の手間と時間、また余計な出費をおさえ、手続きをスムーズに進めていきます。提携ローンを選ぶということはリスクを少しでも回避するという意味があるのです。

しかし、必ずしも提携ローンが一番良いというわけではないので、しっかりと調べてみましょう。それも「裏」情報を見つけるためにインターネットはもちろんですが、直接不動産会社や販売会社に問合せをするのがポイントです。

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