銀行ローン・・・民間金融機関ローン
銀行ローンを調べると民間金融機関ローンということばも出てきます。これは、住宅ローンを取り扱う機関を分けるときに使用されます。
住宅ローンを取り扱う機関はおおまかには5つあって、「住宅金融公庫」、「財形住宅融資」、「民間金融機関(銀行など)」、「ノンバンク」、「フラット35取扱機関」です。
いわゆる銀行ローンと言われる民間金融機関のローンの特徴は、
@金利のタイプや種類などが豊富で、優遇キャンペーンなどもたくさんあります。
Aしかし、一般的に言うと、借入本人への要件が厳しいです。
Bまた金利は一般的には借入時に決定されます。
C物件を購入することや家の改築・改修、いわゆるリフォームだけではなく、「借り換え」にも対応してくれます。
D銀行の店舗がある場所によって取り扱ってくれる地域が限定的です。
銀行の住宅ローン:金利のタイプは?
銀行にしても他の機関にしてもローンを考えるときにネックとなってくるのは、「金利」です。
金利が低いのに越したことはありませんが、金利が低ければよいとう問題でもありません。借入をしようとする本人の生活設計、ライフプランに関わってきますので、しっかりと住宅ローンについて学ぶ必要があります。
例えば、みずほ銀行では2つの金利タイプを用意しています。最長35年継続し、店頭基準金利より一定の金利の優遇が受けられる全期間優遇がひとつです。
これは最初の固定金利を適用する機関が終わったときに、借入者の希望で「変動金利方式」にするのか、「固定金利選択方式」にするのか、「上限金利設定方式」にするのかという3つの方式から選びます。
もうひとつみずほ銀行が用意している金利タイプは、全期間固定金利です。これは、借入時の全期間固定専用金利をそのまま適用します。借り入れている期間中は金利の変更がないので、その時々の金利変動に左右されずに返済していくことができます。
他の銀行ローンでも、呼び方の違いはあれ金利タイプは「固定型」か「変動型」の2つに分かれます。
銀行住宅ローンの選び方
先ほども述べましたように、住宅ローンを選ぶのに、金利や手数料だけを考えて毛決めてしまうことがあります。しかし、住宅ローンは複雑だと言われるように、自分に最もあった住宅ローンを選ぶためには、その他にもっと考慮すべきポイントがたくさんあります。
それでは、住宅ローンを選ぶにあたっての、考慮すべきポイントとは何でしょうか?@金利と手数料・・・金利や手数料だけで決めてはいけないといいましたが、やはり一番考慮すべきは金利と手数料でしょう。ネットを利用した繰上げ返済をすると手数料が0円になるとか、先に述べた固定金利か変動金利か、またそれを合わせたものかという金利のタイプは最重要事項でしょう。
Aサービス・・・同じ手数料・同じ金利タイプということになるならば、どのようなサービスがついているのかという点を見逃してはいけません。三大疾病保障付住宅ローンなど保障サービスがついている点なども考慮しましょう。
B返済方法・・・「元利均等返済」か「「元金均等返済」かも大切なポイントです。
C諸費用・・・頭金なしで融資できるや引越代金が割引されるなどの諸費用に関するサービスもチェックです。
D提携・・・借入者の勤務する会社や機関によっては金利優遇の処置がとられる場合があります。
以上、住宅ローンを考えるときに考慮すべきポイントはたくさんありますので、しっかりと調べ、準備して決定していきましょう。
各銀行はインターネットでかんたん審査や返済シュミレーションも行っていますからインターネットで各銀行のホームページをのぞいて見ることが最初の一歩といえるでしょう。