銀行ローンとノン・バンクローンの審査の違い
ローンと一口に言っても、いろいろなローンがあります。
先ず、銀行が行っている銀行系ローンとノンバンクと言われる融資は行うけれども預金業務を行わない機関、たとえば消費者金融、カード会社、リース会社などによるノンバンクローンです。
銀行ローンとノンバンクローンの違いは何でしょうか？
第一の違いは「金利」です。銀行系ローンは金利が低いのが特徴です。それに比べて、ノンバンク系ローンは金利が高いのが特徴です。
第二に、銀行系ローンとノンバンク系ローンの違いは、「借入れ期間」の違いです。金利が低い銀行系ローンは借入れ期間が長く、ノンバンク系ローンは借り入れ期間が短いということです。
しかし、第一と第二の違いは第三の違い、「審査」の違いに影響を与えています。銀行系ローンは金利が低く、長期借入れが可能なため、その審査の基準は厳しく、提出しなければならない書類も多くなり、審査にかかる期間が長くなります。
それに比べてノンバンク系ローンは金利がやや高く、借入れ期間が短くなるため、銀行系ローンに比べて、審査基準はそれほど厳しくなく、早ければ即、その日に融資ということもあります。
その他の違いは「便利さ」、「手軽さ」、「柔軟さ」などが挙げられますが、状況に応じて使い分けることが必要でしょう。
銀行ローン手続きの流れ
銀行でローンを依頼するときに、何よりも困るのはどのような手順で行えばよいのかということです。
銀行に行って尋ねるとほとんどの銀行では丁寧に説明をしてくれますが、銀行での一般的なローン手続きは以下のような流れで行われます。
①ローンの審査を銀行に申込む
②銀行よりローン内定が来る
③銀行に正式な申込みをする
④銀行と金銭消費貸借契約をする（もしローンをお願いする銀行に自分の口座がない場合には契約をする以前に口座を開きます。 ）契約時に必要なものは、銀行印 、身分証明書 、口座開設のお金 、印紙代 、実印 、印鑑証明 、住民票などです。
⑤銀行から融資が実行される
銀行にあるローンの種類
自分が稼いだ収入からお金を貯めて、自分や家族の将来に備えたり、生活になくてはならないものを購入しようと思っても、結婚、出産、またマイホーム、子どもの教育資金というものは、自分が蓄えてきたものだけでは資金が足りないことがあります。そのような事態に利用できるのがローンです。どのようなローンがあるのか商品の中身をしっかり理解して、きっちりと返済計画を立てることが、何と言ってもローンを活用するための第一歩です。
銀行にはいろいろな種類のローンがあります。住宅ローン、自動車ローン、教育ローン、変わったところでは、ブライダルローンや多目的ローンまであります。
これら銀行の諸ローンは、公的金融機関と比べて金利が高く、審査をするときは、借り手個人の年収やその他の収入、勤務年数や勤務先などをきかれます。しっかり受け答えに備えておきましょう。
ローンの種類が多いということは自分の用途にあったものを利用すればよいということですから、しっかりと調べてみましょう。
近頃では、インターネットを利用して仮申込みをしたり、シミュレーションをしたりできるように各銀行がサイトを構築しています。